育毛に関するあれこれ日記

育毛に関する有益な話

育毛と白髪について

睡眠不足が原因のひとつになっている髪の悩みに白髪があります。
人間は加齢するにつれて白髪が増加しますが、白髪の発生原因は謎で、
まだ完全に解明されていないのが現状です。白髪になるメカニズムは
わかっていても、なぜ白髪になるかという根本の原因はまだはっきり
とはわからないのです。
現在、原因として考えられているところでは、次のような説があります。


1.毛根部のメラノサイト(メラニンを形成する細胞)は髪が生え変わるとき
に大部分が失われますが、毛根周辺にあるメラノサイトが毛根部に移動
することによって黒髪が再生している。しかし、このサイクルがくずれ、
メラノサイトの働きが低下したことによるとする説


2.メラノサイトの数が減少するという説


3.メラノサイトの数は変わらず、メラニン形成酵素が減少するという説


4.メラノサイトから角化細胞へのメラニン粒移動障害という説


5.毛球部のタンパク質FGF(繊維芽細胞増殖因子)をつくる遺伝子の量が
減り働きが低下。メラノサイトの増殖力や毛髪際簿のアポトーシスを回避
する能力が下がるためとする説

毛髪をはじね皮膚の内臓器官まで身体の至ところにメラニン色素はあり、
毛髪、皮膚、瞳孔など皮膚表面に含まれるメラニン色素は私たちの身体の
有害な紫外線の害から護るためにつくられています。そのため赤道直下に
住む人種は紫外線の害も強いため髪は縮れ、黒色であり、北欧などの太陽
光線の弱いところに住む人種はメラニン色素が少なく毛髪は明るい金髪に
なっているのです。
普通はメラニンを含んだ細胞がそのまま押し上げられて皮質(髪の毛のい
ちばん多くを占める部分で、のり巻き寿司でいうところのご飯の部分)を
つくるので毛は黒く見えるのですが、色素細胞にメラニンをつくる能力が
しだいに衰えて色素が消失したものですが、だからといって身体の機能ま
でが老化しているということではありません。白髪をともなう疾患で、慢
性胃腸疾患、マラリア、貧血症、甲状腺疾患、脳下垂体機能低下症、尋常
性白班、円形脱毛症などの病気があったりすると、急激に白髪が増えたり、
かたまって白髪が発生することがあります。漢方では「髪は毛の余り」と
いわれていますが、血が余れば(養分が豊富ならば)髪は黒く健康になり
不足すると白髪や抜け毛を引き起こすとされています。
また漢方でいう腎(生命の根本)の衰えやストレスを受けやすい体質など
の場合には、これらの強化や体質改善などを図ることにより、白髪になる
のを多少遅くすることができるといわれています。
一番効く育毛剤ってどれ?